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投稿有難うございます。
1.鍼灸ジャーナリスト松田博公さんの以下の文章を読んでみてください。
「日本の鍼灸は、中国よりも韓国よりも、「手当て」のわざの巧みさ、繊細さ、温かさを取り入れた鍼灸術になっています。日本の鍼灸は、患者さんのからだを触りまくる鍼灸だとよくいわれるんです。盲人が伝承してきたからだ、とも考えられていますが、それだけではないでしょう。日本人は、手で触れて確認しないと信じられない実感信仰の民族だからだ、という説もあるわけですから。でも、そうした日本のわざが、鍼灸が世界化することで変容を迫られつつあります。WHO(世界保健機関)は、中国鍼灸界と手を結んで、鍼灸の国際標準化を推進しているんですが、消毒をきちんとしろ、衛生法を完璧に守れというわけです。その結果、はりは世界的に使い捨てになった。日本の手作りはり師は、ほとんど滅亡しました。それだけではなく、従来、日本の鍼灸術の繊細なわざは、銀鍼によって鍛えられていたんですね。銀鍼は、柔らかくてすぐ曲がり、刺入しにくい。刺入しにくいものを、いかにうまく、痛くなく入れるか、そこにわざが生まれるんですね。しかし、使い捨てのディスポーザブル鍼は、ステンレスです。だれだって、数時間練習すれば、スパスパ人ってしまう。だから、鍼灸学校の学生も、はりは簡単に刺せると考えているんですね。日本のはり技術は、衛生法でだめになった。WHOは、さらに厳しいガイドラインを示しています。鍼体に触れてはいけない、ゴムの手袋をはめろ、というわけです。ゴムの手袋をはめては、日本鍼灸固有の手の指を使った体表観察、触診、ツボの確認さらにはりの刺入自体が難しいです。衛生法というのは西洋近代医学の凄く暴力的な面の一つですよね。もちろん、それが救った人命は膨大な数であるにしても、細菌を目の敵にし、わたしたちの体内で共生してしる細菌を滅ぼし、病気を防ぐ行動がアレルギーなどほかの病気の原因になってしまった。衛生的でなくちやだめだというのは、錦の御旗で、誰も反対できません。鍼灸学校でも、実技の授業で、ゴム手袋や指サックをはめさせるところが出てきています。もともと、手袋をはめてできるぐらいの、粗雑なわざを教えていたんだと思いますが、このようにして、伝承のわざが忘れられ、変容していくのかと思うと暗い気持ちです。さすがに、日本の多くの鍼灸師は違和感を持っているので、抵抗していくと思いますが。そういうこともあって、国家が東洋医学局を作り、日本政府の活動として、日本鍼灸の考えを、世界にアピールしていく必要があるんです。」
WFASではこのような国際標準を、各国の教育や制度にまで影響力を発揮しようとしているということです。
2.鍼灸医実現のために養成制度を変える必要があります。少なくとも5〜6年制の大学教育が必要でしょう。そのために鍼灸師法の制定が必要であると考えています。具体的な方法論を模索しているところです。皆さんも是非考えていただきますようお願いいたします。
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