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続けて申し訳ありません。
>私は基本的に、現実の鍼灸はそんなに力を持っていないと考えております。鍼灸が圧倒的な治癒率を示すことが出来れば、骨接ぎや、無資格者のカイロ、整体等がこんなに流行ることはないと思います。
鍼灸は、すごい力を持っています。
先生のおっしゃりようは、おそらく鍼灸医療を、現行の医療と対峙するものと捉えたものと拝察いたします。
鍼灸は、ただの技術です。たとえそれが「気」を操る技術であったとしても、ただの医療技術であることには変わりありません。
それは、病気の人の役に立つべき、ただの技術です。
医療の多くの場面において、鍼灸は、患者さんを助けるために活用されるべきです。
腎不全を鍼灸のみで「治す」ことは、普通は無理ですし、危険です。
我々の職掌では責任ある対応を取れませんので、安易に請け負うことはお勧めできません。
しかし、透析導入になってしまった患者さんに対して、透析中の合併症対策などでは、鍼灸しか方策が無いような場合も実際にあります。
現代の医薬品が、「患者の治る力を削ぐ」毒物だ、等というたわ言を良く聞きます。
もし、鍼灸医療の全人的な身体把握法が実践のレベルで身についているなら、
医薬品で傷付いた機能を補えるはずです。
つまり、重症患者に絶対必要な薬物による副作用を、鍼灸活用によって押えられるはずです。
現代医療に対峙して何か大げさなことを言って、結局大した仕事をしないで終る鍼灸師よりも、
現代医療の尻拭いでも下働きでも、患者さんの為に地べたで働き通した鍼灸師のほうが、世の中の役に立つ鍼灸師ですし、それが、ただの医療技法であるべき鍼灸技法の正しい活用法なんだと思います。
実際に幅広く使える、内容の濃い技法であることが、整体だの何だのとの違いです。
ほねつぎなどは、技法自体が無く、資格のみしかありません。
整体の様な徒手の技法は、健常人には適用しやすいですが、
様々な疾患の様々な病期に適用するには、技法が危険な割には効果が鮮明に出しにくいものです。
強力な効果を引き出す事が「手軽に出来る」ことが、鍼灸の活用の広さであり、技法の真の価値です。
つまり、「鍼灸のすごい力」というのは、他の技法(現行医療)と手軽にちゃんぽん出来ること、だと思います。
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