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鍼灸師法について

 投稿者:鍼灸+柔整師です  投稿日:2009年 7月26日(日)13時33分35秒
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  鍼灸師の将来を真剣に考えてらっしゃる先生方の強い思いを拝読させていただきまして感激しました。
鍼灸師法の制定に向けた先生方の御意見を拝読いたしまして、私も申し述べさせていただきたいと思います。

このスレッドで日鍼会員の先生がおっしゃてましたが、
鍼灸師の学術レベル向上と地位向上に歯科医を取り込むというアイデアは大変面白いと思いました。
利害関係視点からの論理展開はブレイクスルーに有用ですが、現状は厳しいと感じています。
私の知人は歯学部を併設する某大学長をしております。彼は医師です。(歯科医ではありません)
ご存知のように歯学部を持つ大学には、医学部を併設する大学としない大学があり、どちらにも付属病院があります。
この教育機関としての付属病院の運営には医師が不可欠ですので、歯学部運営に医師は不可欠ということになります。
鍼灸師や柔整師と医師の関係性とは異なり、医師(会)と歯科医師(会)の関係性は良好で利害はある程度共有できていると言えます。
歯学部を持つ大学運営者は全体的に医師会が鍼灸師会を懸念している事くらいは勘案して学科を創設しますので、医師会との関係性と医師の供給を危険にさらしてまで鍼灸科を創設するとは考え辛いです。

私もこれまで、若輩ながら諸先生方と共有するジレンマを散々悩んできましたが、
医療法上における鍼灸「医」の実現は絶対に不可能と考えています。
戦略目標を鍼灸師の地位と学術向上とするならば、制度的な改善を求める前に相対的向上をまずは目指すべきだと思います。
私は柔整師でもありますが、柔整師のマーケットを切り崩す方向性の活動を色々しています。
具体的には医療連携もその一つです。
何か勘違いがあるように感じているのですが、医療機関で取り扱う運動器疾患のリハでは利益は大してありません。医療連携において最大の弊害は医師特有のプライドです。経営合理性が機能した医療機関とは連携できる可能性はあり、鍼灸、マッサージ師による医療連携の推進は柔整師にとって脅威です。
X-P、MR等のデータは正確な病態把握に役立ちますし、それを活かせば治療効率、効果共に上がります。接骨院に比べ、治療効果の観点で競争優位性に優れます。
医療連携では、情報共有のための医学的スキルと医療機関側の常識を備える必要性に迫られますので、鍼灸師が不足しがちな知識の向上にも役立ちます。
自己完結型治療ばかりの柔整師とは違うんだという事を医師に対して前面に出して、
診療情報提供時に最低限の医学的知識を備えている事を示して、
治療効果が確実にある事を患者を通じて示せれば
偏見的な誤解を解けて信頼関係の構築はできると思いますし、少なくとも私はできています。
柔整師が取り扱う約3000億規模の療養費の内、慢性疾患の割合は80%〜90%です。
極端な話、鍼灸師が慢性疾患を扱う機会を開拓して療養費の取り扱いを鍼灸師にシフトさせるだけで、連携により医療機関に発生する経済効果はかなり大きくなるはずです。
鍼灸師との協力的な関係構築に、医療機関側がメリットを感じるモデルからアプローチするのが現実的ではないかと考えていますが、いかがでしょうか?
 
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